インド人の時間感覚

当社はインドに何人かのインド人パートナーがおり、仕事毎に業務内容や地域性を考慮して、最適な人とチームを組んで仕事をしています。

パートナーとして大事なことは、時間を守ることとレスポンスが早いことです。

一方インド人は時間感覚が緩く、人だけでなく鉄道などでも時間通りに運行してくれません。

この理由として、ヒンドゥー教の前身の古代宗教の時代からインドには輪廻転生の考え方があって、人は輪廻するから時間がたくさんあると考え、長い輪廻の旅の中で、数時間、数日のことを、気にする必要がないと考えるのです。

一方ヒンドゥー教と同じルーツの仏教にも輪廻はあります。ただ仏教では輪廻を苦と捉え、輪廻から解脱することを目的としている点でヒンドゥー教徒異なります。

私には時々知らないインド人から、「私と一緒に仕事をしましょう」というお誘いを頂くのですが、その際には経歴や今の仕事など事前に決めておいたいくつかの質問をすることにしています。

そして、その回答が24時間以内に来ない場合は、自動的にその人の検討は終了としています。ここで返事が遅いようなら、先が思いやられるからです。

自己管理能力を見る上で時間を守ることは重要で、何かを期限付きで要求してみて、その期限を守れない人とは付き合わない方が無難です。

相手に、よほどの特技や特徴がある場合は考えどころですが、そうした時間への態度は指摘し続けてもなかなか変わりません。

インド訪問に際してアポを取っても、当日その時間に相手がいないなんてこともありますので、必ず前日に再確認することが大事です。また、プロジェクトの途中では、何度も進捗と納期の確認は必要です。

日本でなんとなく「インド人=時間にルーズ」と思われてますが、もちろん守る人もいます。

米国などと多くのビジネス経験を経て、最近のインド人やインド企業は、メールのレスポンスは大変早くなっています。日本人の方がレスポンスが遅くて、インド側がイラつくケースも時々ある位です。

世界のビジネス環境も変わるので、我々もそれらに対応してレベルアップしていかなければいけないと感じています。

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