人脈を最大に活用するインド人

インド人の仕事の仕方を一言で言うなら、人脈を最大限に使うということです。

数年前に聞いた、インド人起業家組織TiEの創業者であるカンワル・レキ氏の講演でも、彼は起業成功の秘訣を聞かれ、「アイデア自体は価値はない。アイデアが人を集めることができるなら、それが価値である。」と言っていました。

インド人はお金儲けに熱心ですが、彼らはできるかどうか聞かれた仕事には、基本的に「できる」と言います。彼らには、人脈を活かして大抵のことはできるという自信があるからです。

つまりで尋ねられた仕事について自分たちでできそうになければ、できそうな人を探して、やり遂げようとするのです。そうすることで仕事は受注できるし、彼らの人脈もさらに強固になっていくのです。

余談ですが、このようにインドでは仕事の実行は容易なので、仕事を取ってくる営業の方が重宝される傾向があります。

先日、全然知らないインド人社長からメールがありました。彼は、当社がインドの別の業者から購入しているものを製造販売しています。以前知り合いのインド人に聞いて、その品物を扱ってる会社を探したことがあるので、そのルートから当社のことを知ったのでしょう。インドでこのパターンは多いんです。

インドでは、知り合いのインド人のネットワークのつながりで、新たな業者から連絡をもらうことで、自然に人脈が広がっていくのです。そういう意味でも、多くのインド人とコミュ二ケーションを持っておくことは、口コミで情報を得られることになりますので大事です。上記の彼も、SNNSで友達リストに入れておきました。

また昨年には、知り合いの知り合いのインドのアパレル企業が日本で不良品を出してしまい、当社に引き取りを頼まれたことがありました。今ではその縁で、そのインド企業の日本での事業を少し手伝っています。

この「知り合いの知り合い」や「友達の友達」でネットワークを広げていくのがインドなのです。

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