「忙しい」と言わない

今日は、「忙しい」について考えてみます。以前私がサラリーマンだった時に、いつも「忙しい!」と言っている人がいました。それは、「忙しい人」イコール「多くの仕事の依頼を受けている人」イコール「頼られてる人、できるヤツ」であることの証だからです。また、「余計な仕事は持ってくるな」というアピールの意味もあったと思います。

このことを思い出した時、そう言えば私の周りのインド人は、「仕事をしよう!」と話しかけてくるだけあって、彼らから「忙しい」という発言は聞いたことがないな、と気つきました。

これには、彼らはほとんどが中小企業経営者や自営業者であることが大きいでしょう。彼らは、仕事を少しでも多くすることが自分の収入となるので、当然といえば当然の態度です。また、自分に時間がなければ、他のインド人にやらせればいいとも考えてます。ただこれは自分の取り分が減るので、なるべく自分でしようとしますが。

このことは考慮しても、インド人は「忙しい」と言いませんね。そしてそれだけでなく、逆に「何でもやります」という姿勢です。その態度が、「あの人に頼んでみよう」という気にさせられる雰囲気につながっています。

この姿勢を続けていくことは、「忙しい」という人と比べて、自分自身の仕事の幅や人脈の広がりという点で、将来大きな差となって現れてくるでしょう。またこの態度は、いつでも目の前のチャンスに飛びつけるという利点もあります。これはインド人の商才の一つと言えるでしょう。私も、このインド人の「忙しい」雰囲気を出さない姿勢は見習っていこうと思ってます。

ただ、「私はできる」、「ぜひやらせてください」と言って、仕事をとった後で、受けた仕事が多過ぎて、こちらの仕事が進まないということもありました。この時は、すかさず担当を代えました。

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