インドをもっと活用しよう

今から10年近く前、私のかつての同僚や旧友からインド赴任の挨拶状が届くようになった時期がありました。インド赴任の連絡が年賀状の文面にもありました。インドへ向かう人の流れは、私がインドに関わり始めた1990年代後半からずいぶん大きくなったなぁと感じ始めたころです。

思い起こせば、ユニクロの活躍などで火がついた中国ブームのころの2001年、大学の同窓会がありました。私は機械工学科卒で、同窓生は120名でしたが、その内20名弱の欠席理由が中国赴任中というものでした。当時「中国はそこまでの状況になってるのか」と思ったものでした。

インドの経済が自由化されたのは、中国の改革開放から13年後でした。そうすると、上記2001年の中国の状況と同じ事が、インドでは2014年にその状況になったかというと、残念ながらそこまでには至りませんでした。

1998年前ごろ、私は製鉄会社で中国のお客さんの仕事をしていていました。それで、ほぼ毎月のように中国(上海)に出張していました。その時は、3年後にそんな中国進出ブームが来るとは全く思ってませんでした。1998年と言うと、当時住んでた千葉にユニクロができて、妻から「なんかこのお店安いらしいよ」と聞いて、その存在を初めて知った頃でした。

今後インド進出で大成功した日本企業の事例も出てくればら、その後一斉に...、ということになればいいなぁと思ってますが、どうでしょうか。

当時インドへの赴任を命じられた人のなかには、インドでの生活のインフラが十分でないことから、あまりうれしく思っていない人も多くいましたが、最近ではだいぶ改善されてきています。今ではラーメン屋さんなどもでき、今後インドにいる日本人に向けた各種サービスを行う事業者も増えていくことでしょう。

今コロナで、中国依存のサプライチェーンを見直す動きも出てきています。日本企業がもっともっとインドの力を活用していければと願っています。

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