教育熱心なインド人

インド人は子供の教育には、特に熱心です。良い教育は、子供がお金持ちになるのに必要だからです。

ITなどの新しい産業では、カーストの影響はほとんどなく、実力次第で出世も昇給もできます。しっかり勉強して、インド工科大学(IIT)のようなレベルの高い大学に入り良い成績を収めれば、欧米のグローバル大手などへ最初から高給で迎えられることも可能になります。

そういう環境で、日本の公文も2005年にニューデリーに進出を果たし、今では11都市で81教室を展開しています。公文は、実はインドで成功した日本企業の一つとなっています。

以前、私の会社のインド人パートナーが来日した時、お子さんも連れて来たことがありました。彼は仕事で来たのですが、息子に日本を見せたいと言うことでした。子供の教育にはしっかりお金を振り向けるのがインド人なのです。別のインド人のケースでは、彼が来日した時の息子さんへのお土産には、無線で動くヘリコプターや組み立てロボットなど、知育になりそうなものを選んで買い込んでいました。

また、インド企業の日本支店に勤める知り合いのインド人は、本来インドにいる親の面倒をみる必要があるのですが、ぜんそくの症状がある小学生の息子のためを思い、空気のきれいな日本に住んでいます。ただそんな彼でも、息子が高等教育の頃には帰ると決めています。インターナショナルスクールは授業料が高く、その他日本には英語でレベルの高い教育を受けられる場がないからです。残念なことです。

これに関して、日本に赴任してくるインド人は、小学生までの子供がいる場合は、皆東京勤務を希望します。その理由として、(最近大阪にもインド式インターナショナルスクールができたようですが、)東京と横浜にしかインド人学校がないからです。日本の学校に入れると、英語力が落ちるのがいやなのです。

西葛西など、東京東部にインド人が多く住むのは、既にインド人コミュニティがあるなどの他、インド人学校が近いという理由もあるのです。インド人を多く呼びたい自治体は、この子弟の教育問題への対応を考える必要があるでしょう。インド人は教育熱心であるということは、彼らの行動パターンを知る上で是非押さえておいていただきたいことです。

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