インド人上司や顧客に好かれるためには

今回は、インド企業で評価される人についてお話します。

私がインド企業を見た限りでは、開発など純技術職の場合は別として、昇進が早いのはやはり性格が明るく、上司との間も含めコミュニケーションが上手な人です。

特にインド人の場合は、上司の立場は圧倒的に強いですから、その上司が求めているものを他の人より早く知り、彼のいろいろな種類の要求に、柔軟かつ迅速に応えられることが、上司の覚えめでたくなるための条件です。昇進を決める上司にとっては、当然そういう部下の方が有難い存在でしょうから。ですので、上司とのコミュニケーションの機会を増やすことが大事になり、上司にとってはコミュニケーション力の高い部下とは話したがることになります。

こうした傾向から、これからインドで商売しようとする日本企業の営業マンに当てはめてみると、インド人の顧客に気に入られるためには、上司の受けが良い部下と同じような態度をとることです。またインド人のお客さんとのコミュ二ケーションをよくするには、インド人は良くしゃべるので大変なんですけど、彼らの話をまずよく聞いてあげることを心がけるべきでしょう。

先日、知り合いのインド人が、年に一回のインドへの帰省をするというので、電話がありました。そのインド人はIT技術者ですが、コミュ二ケーション力に優れた人です。そういう彼ですから、リーマンショックなどの荒波を乗り越え、日本の比較的大きな会社の顧客から大事にされ、もう10年も契約解除されることもなく、その顧客のところで仕事をしています。そしてそうした実績を買われて、前任の日本支社長が定年退職した後、IT技術者をしながら支社長兼務になりました。

日本企業においてもインド企業と同様、基本的には上述のことは同じでしょう。ちなみにその彼は、先日役職が昇進していました。ただし、給与はほとんど変わってないそうです。彼曰く、これは将来の昇給の可能性を示すことで、現在のコストをあげることなく優秀な社員のモチべーションを維持するその会社独特のやり方だそうです。したがって昇給は、この後しばらくしてあるのでしょう。

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