ネットワーク社会に適応する

インドはネットワーク社会です。例えば、印僑という在外インド人は世界中に多くちらばっていますが、インド人はそうしたネットワークを使ってビジネスをする事のメリットをよくわかっています。当社もインド人パートナーのネットワークを使う事で、中東やアメリカの仕事もしたことがありました。

このように、インド人はネットワークが仕事することが、いかに有益であるかを知っているのです。ですので、我々も彼らのネットワークに入ることで、普通以上の情報やサービスが得られたりできます。

では、彼らのネットワークに入るにはどうしたら良いのか?それは、まず自分自身が彼らにとって役に立つ人間になることです。役に立つ人とはどういう人でしょうか?人に役に立つのは、大きく金を出すか、汗をかくか、知恵を出すかです。お金はないとして、汗をかくことは、インド人の方がコストが低いので、インド人に比べてちょっと不利です。ですので、結局知恵を出して貢献するということになるのです。

また、長い付き合いもお互いの関係の深化にとって大事で、そうしたことがインド市場は先行者有利と言われるゆえんでもあります。

知恵をだすという点では、日本人は有利です。多くのインド人は日本の情報に興味があり、技術を得たいと思っているからです。ですので、そうしたインド人のニーズに応えるべく、日本の業界や技術、あるいは最新の製品情報などについて日ごろから勉強し、情報収集しておく事が大事になります。

またインド人は自分の人脈を使って、与えられた課題のソリューションを見つけ出すのは得意です。一方で、その課題を見つけるようなことを大変重要視しており、人脈を持った人を必要としています。以前私が手伝った、あるインド企業の日本での採用活動時にも、そうした人脈の多さを選考基準にしていました。

ですので、普段から日本においても人脈を築く努力をしておくことも大事です。これまで人脈が多い人は、これからも人脈を増やせるとみなされますからです。

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