お金儲けに対する態度いろいろ

「インド人はお金儲けが好き」ということは、これまでこのブログでも何回か触れました。今日はこれに関連して、もう少し別の角度から記してみたいと思います。

まずインド人には、お金持ちをねたむような感情はなく、基本的にリスペクトしています。インドでは金持ちの多くは喜んで貧しい者に施します。それは、ヒンドゥー教で喜捨が奨励されているからで、喜捨を行なうことで徳を積めば、来世でよりよい人生を送れると考えられているからです。ヒンドゥーの教えでは、お金をもうけることは良いこととされているのです。

そしてインド人は消費欲も旺盛です。加えて、一家の生活を支えたり、親に良い生活をさせたいと言う気持ちもあります。すなわち、インド人は、ハングリー精神が旺盛なのです。

このようなインド人とビジネスをする時に知っておきたいのは、簡単に言うとインド人にお金をもたらすような人が好まれるということです。すなわち我々の人間性のような点は置くとして、お金を持っているか、彼らに与えられるような仕事を持っているか、彼らに役立つ有益な人脈や知恵、情報を持っているということが、インド人と良い関係を築けるポイントになります。インドビジネスをする人は、このことを頭に置いて自分を磨いてください。

また、インド人は純粋に仕事が好きという面もあります。数年前に会ったインド人ですが、彼は米系大手銀行を定年退職した人で、米国にも自宅があり年金も十分な額もらってる人です。経済的には仕事する必要はないのですが、「仕事のない生活はつまらない」と言ってグローバルなビジネスを行う会社を定年後立ち上げて、世界各国飛び回って頑張っています。インド人にとって、金儲けを目的としない生活は退屈なんだと思います。

また、仕事が好きな別のインド人に株式投資について聞いたところ、「リアルのビジネスの方が数倍チャレンジングで面白いし儲かるから、株式投資は興味ない」という返事でした。

またインドにも競馬場はありますが、ギャンブルについて私の周りのインド人の意見は、確率論的に儲からないことにお金を投じるような人が参加しているもので、身を持ち崩すというような、あまり良くないイメージを持ってるようでした。これは聞いた相手が、主に個人事業主の人ばかりなので、一般的な意見とは違うかもしれませんが...。

私はかつて馬券をよく買ってた時期がありましたが、ゲームとして気分転換にやるもので、まぁ冷静に考えたら彼らインド人の言う通りかもしれません。

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