インド人は休日に仕事もよくします。そのため私は、土日であっても業務連絡することはよくあります。基本はメールですが、土日であってもほぼ返事は来ます。土日のコミュ二ケーションには、平日よりフランクな感じで話ができるメリットもあります。
また私は、長期的な仕事や遅れがある仕事には、特に土曜日の朝に進捗チェックすることがよくあります。そうするとインド側からの土日の返事で多いパターンは、概況の回答のみで、詳しくは月曜日に連絡するというものです。このやり取りは、実は進捗がよくない場合は、土日に頑張って月曜日までには形を整えてよということを暗に意味しています。
またインド人には早いレスポンスを常に言っている手前、逆にこちら側に土日に問いかけがあった場合には、休日であっても、できるだけすぐに答えてあげるべきでしょう。率先垂範しないと、逆のケースで早いレスポンスを要求するのに説得力がなくなりますから。
土日の仕事は、インド人よりもむしろ日本人の方に抵抗感が大きいように思います。外国人相手の仕事では我々の意識も少し変えて、土日なりの戦い方を織り交ぜると仕事もスムーズに進めることができます。
また日本に支店や事務所を置いているインド人幹部と話をすると、彼らはよく日本は祝日が多すぎると言います。その言葉からは、日本にいる社員の働きに満足してない感じが見て取れます。
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